Windows XPを使い続けるため最低限やっておくべきこと
サポートが終了した2014年4月8日以降になっても、Windows XPを使い続けざるを得ないというユーザーが多いのが現状です。その場合、セキュリティ面でリスクが高まることは明らかなので、対策を講じる必要があります。これだけはやっておくべき最低限のポイントがありますので、ご自身のPC環境をチェックしておきましょう。
定期的にファイルのバックアップを取ることをおススメします。万が一、ウィルス感染などにあっても正常な状態のバックアップがあれば安心です。できれば月に数回、バックアップ復旧テストを実際に行いながら、バックアップを取っておくとよいでしょう。
現在使用しているWindows XPが最新のものであるか確認しておいてください。マイクロソフトは新たなアップデートを公開しませんが、過去のアップデートはいまでも入手可能です。すべて適用しておきましょう。さらにはデバイスドライバについても最新のアップデートをしておきましょう。
インターネットに接続する必要がないのであれば、接続を切るか無効にしておいて、インターネット非接続の同一ネットワーク上のマシンとしか接続できないようにしておきます。インターネットに接続していなければ、インターネットベースでは直接Windows XPパソコンを攻撃することはできません。USBメモリなども接続しないほうが安全です。スタンドアローン(孤立した状態)で使用するのがベストです。
インストール済みのアプリケーションソフトも、過去のパッチや更新をすべて適用し、最新の状態にしておきましょう。Office、Adobe Flash、Adobe Reader、Javaなどはマルウエアの標的にされやすいため、気を配る必要があります。
Windows XP向けのセキュリティソフトは多数あり、そのほとんどはXPサポート終了後もサポートを継続する意向を示しています。セキュリティソフトを最新の状態にしておきましょう。